外国の夫婦と日本の夫婦
日本では当たり前の専業主婦が海外では少ないって本当?

結婚して家庭に入るという言い方がある日本では、専業主婦のみならず最近はパートナーの女性が働き続けて男性が仕事をやめて家事や育児を行う専業主夫も増えています。 この夫婦の片方が家庭内の家事や育児をほぼ分担するという形式は海外ではあまり見られないそうです。



世界的に見ても専業主婦が多いのは日本や韓国ぐらいのようで、同じアジアでも中国や東南アジアのタイなどでは少ないそうです。 実は海外でも以前は多く見られ、20世紀前半のイギリスでは80%近くの女性が専業主婦だったらしいのですが、欧米では徐々に減っていきました。 もともと専業主婦は男性が家庭から離れた職場で長時間労働をするようになった産業革命後に生まれたもので、日本だともっと遅く高度成長でサラリーマンが増えた1960年代ぐらいに増加したようです。

専業主婦が少ない海外の国から来た人は祖母や母親の世代のものとしたり、日本で専業主婦を選んだ人は考えが古くキャリアに対して危機感がないと違和感を覚えることもあるようです。 日本や韓国では子どものいる男性の労働時間の平均が欧米諸国などと比べて週当たり10時間以上多いというデータがあるので、専業主婦がその労働時間を下支えしていることも考えられます。 また海外では一方しか働かずに生活していけるのは裕福である証拠と考えることもあるようで、たしかに不況が長引く日本でも専業主婦世帯と同じくらい共働き世帯が増えています。

専業主婦を選ぶ大きな理由の1つには育児がありますが、小さいころは母親が育てるべきという意識を持つ傾向が日本では大きいこともあるようです。 北欧諸国やフランスなどでは育児は共同で行うのが当たり前という考えが浸透していることもあります。 1才前に保育園に通い始めるのが半数近く、どちらかの親が時間を多く費やさなくても育児ができる環境のようです。 専業主婦がとても珍しいスウェーデンでは父親と母親の収入に変わりがなく、また母親の方が父親よりも最終学歴が高いなどといった興味深いデータもあるようです。


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